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野球傷害円卓会のお知らせ

野球傷害円卓会の企画(首都圏)    2012/9/24 能勢康史

・円卓会の概要

1)理念
@関東の医療機関ネットワークの基盤づくり
A関東の野球選手に関わる若手専門家の育成

2)目標
@関東で野球選手に対応できる志のある医療従事者・トレーナーの育成。
A野球検診や現場サポートなどの活動に参画する人材育成(チームで活動できるプロフェッショナル の育成も含む)。
B活動拠点となる複数の医療機関をつくり(モデル化)、現場との関係を構築し選手のフォローアッ プ体制を整える。

3)方向性
@同志が継続して学ぶことでネットワークをつくり、選手が遠方に通わずに治療ができる環境づくり に貢献する。
A治療方針を決めるのが難しい症例を検討し情報共有する。

4)課題(成果の定義)
@投球障害肩・肘の病態と治療方針のコンセンサスづくり
A運動療法の体系化のコンセンサスづくり

5)進め方
@テーマを決め経験豊富なメンバーによる討論を中心にし、症例報告などを入れ実践を重視。討論を するコアメンバーと討論を聞く参加者の二重の構造で行う。進行担当はコアメンバーが持ち回りで 行う。
A年4〜5回の開催を目標とする。野球選手に対応されている医療機関のある地域でも開催し施設見 学など勉強会以外も行う。
B討論した内容を整理しセミナーやHPなどで公開する。

6)勉強会構成の基本(プログラム)
@討論  :テーマに対する発表(1or2名)とディスカッション
A症例検討:日常診療の問題、その他の相談
B懇親会 :施設・地域連携のための場

7)場所・曜日
@場所    :東京厚生年金病院(他に千葉、横浜の医療機関でも開催予定)
A開催頻度  :2〜3カ月に1回
B曜日・時間 :水・木曜日の19:3022:00
Cコアメンバー:柏口新二、菅谷啓之、渡辺幹彦、山崎哲也、谷川哲也

・勉強会のテーマ
 展開の仕方は参加者の意見を伺い決めますが、まずは1)のコンセンサスづくりから始め、次に野球肘と進んでいくのが妥当ではないかと思います。皆さんのご意見を伺いたいです。 

1)投球障害のみかたと対応のコンセンサス
@投球障害に対応されている各氏のコンセプトの共通点。たとえば「野球肘」とは何かなど
A手術適応となる障害、投球障害における整形外科医の役割
B投球障害肩肘共通の診察のおさえるべきポイント
C現場で医療機関受診の判断をするためのチェックポイント。手遅れにならないために。 

2)投球障害の診断から競技復帰の過程
@問診・画像・理学所見のとりかた、重要ポイントは何か
A身体機能の着眼点、投球開始・競技復帰の目安になる機能とは
B競技復帰のプロセス、投球プログラムの組み立て方 

3)成長期の内側部野球肘ーいわゆる裂離骨折をどう解釈し治療を進めるか
@内側部は症状優先で骨癒合優先ではないという治療方針に至った経緯
A骨癒合を優先させる症例は、どのようなタイプか 

4)成人期の内側部野球肘ー投げられない要因は何か
@内側の緩みの適応と異常の境界、緩みは痛みの原因になるか
A内側側副靭帯損傷の真の手術適応
B神経障害を引き起こす要因とその治療方針
C肘頭障害と内側の痛みの関連性 

5)成長期の上腕骨小頭障害の病態と治療方針
@病態と治療方針(手術適応)の変遷
A手術適応の根拠、骨軟骨移植の真の適応 

6)野球肘の身体機能のみかた
@肘の機能の着眼点、手・前腕・肩の機能の何をどうみるか
A肘の機能向上および再発予防のためのエクササイズ

7)野球肩の病態と治療方針ー運動療法の意義と手術適応
@野球肩は運動療法で復帰可能な選手が多いのは何故
A運動療法の中心となる内容とその意義
B運動療法を行っても投球レベルの上がらない選手の肩の状態とは

8)野球肩の身体機能のみかたとエクササイズ
@肩の機能の着眼点、腱板・肩甲胸郭・体幹機能の何をどうみるか
A肩の機能向上および再発予防のためのエクササイズ 

9)野球現場でのサポートーパフォーマンス向上に必要なこと
@投球障害予防のコンディショニング、現場でできるセルフケア
Aメディカルチェックとパフォーマンスチェック 

・第1回円卓会の案内
<野球傷害円卓会の概要>
 この会は経験豊富な方々の討論を若い世代の方々に聞いてもらうという内容です。学会やセミナーでは一方通行になりがちですので、参加型の会を継続して行うことで次の世代を担う方々のお役にたてればと思います。討論に参加頂く方は以下の皆さんで、工藤さんはニュースステーションの出演次第で未定ですが、他の皆さんの参加の承諾は頂いています。最初は6名で討論をしますが、状況により参加者にもコアメンバーに加わってもらいながら柔軟に進めていこうと思います。1回目はコアメンバーの推薦の方のみとし、今後会員の皆様に公開できればと考えます。 

日時・会場/2012年10月31日 水曜日19:30〜22:00
      東京厚生年金病院(JR飯田橋駅)別館1階リハビリテーション室 

討論に参加するコアメンバー/柏口新二(東京厚生年金病院、整形外科医)                         菅谷啓之(船橋整形外科、整形外科医)
               山崎哲也(横浜南共済病院、整形外科医)                           渡辺幹彦(大脇病院、整形外科医)
                谷川哲也(JX-ENEOSトレーナー)
               工藤公康(野球解説者)、
                ニュースステーション出演の場合は参加できません。
                  進行:能勢康史  

1回目の内容(予定)/勉強会の進め方、各氏の投球障害対応のコンセプト、
          成長期肘傷害の治療方針(柏口先生)
 

対象・参加費/初回はコアメンバー推薦者(野球に真剣に関わる方)限定・無料 

主催/野球共育塾http://www.baseball-seminar.com