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野球円卓会の指針と展開:11回に向けて

1.野球共育塾と円卓会の理念
1)目標(key word):野球共育塾の会の目指すもの
@人づくり:指導者・専門職(医療)の育成
A共有化:野球指導、傷害の情報を参加者が共有し選手育成に生かす。
B広がり:討論内容を連盟などの団体の協調し各地の指導者に広げていく。 

2)野球共育塾が開催する会の構造
・討論を活動につなぐことを目的を会を差別化
@円卓会(首都圏、東北):ネットワーク、社会環境
A指導者塾(首都圏):チームづくり、人間力
Bトレーナー塾(首都圏):野球サポーター育成、運動療法
C基礎勉強会(首都圏):基礎の理解(会参加の前提)
D本気塾(青森、山梨):地域ネットワーク(異業種交流) 

)円卓会の理念
職種の枠を超え、選手育成や傷害について討論を行い適正情報を共有し、現場と医療および医療間のネットワークをつくることで、野球選手の活動環境の向上に貢献する。 

4)円卓会のゴール(成果の定義)
★野球サポーターの育成(野球現場と医療現場をつなぐ人)

@現場と医療・医療間の連携した選手のサポート体制:拠点病院を核にした地域別サポートの仕組み
A統合できる人財育成:野球技術・戦術、傷害、トレーニング、マネジメントなど全ての分野を理解し 選手育成に関われる日本の財産となる人づくり 

2.討論内容
)討論テーマ(大枠)

@野球動作の基本:指導者・医療従事者が共有すべき基本とは何か
A野球指導者が知るべき医学的知識:真の手術適応は何か
B投球障害からの競技復帰のガイドラインづくり:病態別治療方針と復帰プロセス
C投球障害の運動療法の体系化:理学所見のとりかたと運動療法内容の共有化 

2)全体像(課題の構造)
@マネジメント:選手を救うための連携

A画像診断:画像検査が必要な病態(部位)
B部位別手術適応:方向性がみえているものとみえないもの
C痛みへの対応:試合に出るための除痛方法(部位別)
D身体機能のみかた:肩甲胸郭機能のスペシャルテストの共通化
E身体機能改善:セルフエクササイズの共通化
F投球プログラム:身体機能に応じた投球負荷設定
G投球動作:動作介入の適応、傷害リスクになる典型

3)復帰に長期を要する要因
・再発を繰り返すパターン、投球負荷設定
@病態:組織の回復に時間を要する
Aマネジメント:コミュニケーションエラー(現場と医療、指導者と選手、スタッフ間) 

3.円卓会の概要
1)過去の開催と参加者

@開催10回(201210月〜201412月):年3回
A参加者:医師30名、コメディカル30名、トレーナー10名、指導者10名の計約80
B進め方:コアメンバーによる討論 

2)コアメンバー
柏口新二(徳島病院、整形外科医)
菅谷啓之(船橋整形外科、整形外科医)
山崎哲也(横浜南共済病院、整形外科医)
渡辺幹彦(東京明日佳病院、整形外科医)
谷川哲也(埼玉西武ライオンズ トレーナー)
上田誠(前慶応高校野球部監督)
仁志敏久(野球解説者、元巨人)
進行:能勢康史(NPO法人・野球共育塾理事長) 

3)参加者
@指導者、医師、コメディカル、トレーナーなど本気で野球に関わる方。
Aコアメンバーの推薦者が基本でトレーナー塾などに参加し基礎的なことを理解している方。 

4)各回の差別化
・クローズでの討論結果を公開で広げる。
@クローズ:コアメンバー+αの少人数での本音の深い討論。症例検討。
A公開:コアメンバーの討論を参加者に聞いて頂く。 

5)構成(毎回の流れの基本パターン)
@活動報告10分:野球に関する各地での地道な活動の報告
A情報提供30分:テーマに対するプレゼン
B討論60分:コアメンバーを中心にしたテーマに対する討論、症例検討含む
C懇親会90分:垣根を超えた交流 

6)その他
@広がり(講習):円卓会の討論内容を学会・連盟講習会などオーソライズし広める。
A広がり(書籍化):討論内容を「野球の医学」として出版。
B連携:トレーナー塾(新宿メディカルセンター、隔月開催)で若手がプレゼン内容を検討し、円卓会    で発表し方向性を見出す。